ドル/円はレンジ取引継続みたいですね。やはりと言うか、またと言うか115円台到達に失敗しました。もう何度目でしょうねぇ(笑)
(チャートはGMOクリック証券 のプラチナチャートプラスより)
2017年3月を最後に、ドル/円は115円台を回復できていません。この1年半くらいの間、何度も115円回復の兆しがありましたが毎回失敗に終わっています。どうしても毎回、114円台での上値の重さが目立ちます。しかしながら、今年3月下旬からの上昇トレンドは継続しているようにも見えます。
広い意味でのレンジ取引が続きそうな気配ですが、FX各社が公開しているポジション保有比率を見ていきたいと思います。(各社データの反映時間にタイムラグがあるので、リアルタイムのポジションでなかったり、10/15営業終了時点のポジションの場合もあり)
↓マネックスFX
↓FXプライムbyGMO
↓外為どっとコム
なお、以下に挙げるOANDA Japanのオープンオーダーとオープンポジション(ドル円)をみると、、、アップデートという名の余計なリニューアルがされてしまい、やたら重くなったし使いにくくなった。
表示の仕方が以前と変わり、感覚がつかめないのが正直なところです。以前のバージョンに戻して欲しい。でも、パッと見だと塩漬けポジションが多いように見受けられます。
ちなみに、シカゴ筋のIMMポジション(一週間遅れ)を見ると、ここ最近円売りポジションがやたら膨らんでいる模様。
↓IMMポジション(ドル/円)
一方、くりっく365の為替売買動向は、こんな感じ。
↓くりっく365為替売買動向(USD/JPY)
外為オンライン のディールスコープを覗くとこんな感じ。
余談だが、マネーパートナーズの「かんたんトレナビ」でテクニカル分析のシグナルを見てみるとこんな感じ。
日足で見ると売りシグナルが多く点灯しているが、短期の時間軸では買いシグナルも多く点灯している。中長期的には売りで、短期的には買いなのかも??
いろいろな角度からポジションを分析してみましたが、今年のドル円はトレンドが鮮明なのかもしれませんね。
が、値幅はそれほどでもありません。そして今は「潮の変わり目」と言うか、今後のトレンドが決まってくる分岐点でもあるように見えます。
今後も緩やかな上昇トレンドが続くのか、円高方向に潮が変わってくるのか…。来年以降の相場展開を探る上でも重要な時期でしょう。
そして、米国の追加利上げは2020年頃に打ち止め見込みなのも、頭の片隅に入れておくべきでしょうね。