2018年10月17日未明でのポジション比率分析

ドル/円はレンジ取引継続みたいですね。やはりと言うか、またと言うか115円台到達に失敗しました。もう何度目でしょうねぇ(笑)

プラチナチャート

(チャートはGMOクリック証券 のプラチナチャートプラスより)

2017年3月を最後に、ドル/円は115円台を回復できていません。この1年半くらいの間、何度も115円回復の兆しがありましたが毎回失敗に終わっています。どうしても毎回、114円台での上値の重さが目立ちます。しかしながら、今年3月下旬からの上昇トレンドは継続しているようにも見えます。
広い意味でのレンジ取引が続きそうな気配ですが、FX各社が公開しているポジション保有比率を見ていきたいと思います。(各社データの反映時間にタイムラグがあるので、リアルタイムのポジションでなかったり、10/15営業終了時点のポジションの場合もあり)

DMM FX

 DMM FX

トレイダーズ証券「みんなのFX」

 みんなのFX

外為ジャパン

 外為ジャパン

↓マネックスFX

 マネックスFX

マネーパートナーズ

 マネーパートナーズ

 

SBIFXトレード

 SBI FX

↓FXプライムbyGMO

 FXプライムbyGMO

↓外為どっとコム

 外為どっとコム

OANDA Japan

 OANDA Japan

なお、以下に挙げるOANDA Japanのオープンオーダーとオープンポジション(ドル円)をみると、、、アップデートという名の余計なリニューアルがされてしまい、やたら重くなったし使いにくくなった。
表示の仕方が以前と変わり、感覚がつかめないのが正直なところです。以前のバージョンに戻して欲しい。でも、パッと見だと塩漬けポジションが多いように見受けられます。

 オープンオーダーとオープンポジション

 

ちなみに、シカゴ筋のIMMポジション(一週間遅れ)を見ると、ここ最近円売りポジションがやたら膨らんでいる模様。

↓IMMポジション(ドル/円)

IMMポジション

 

一方、くりっく365の為替売買動向は、こんな感じ。
↓くりっく365為替売買動向(USD/JPY)

 くりっく365の為替売買動向

外為オンライン のディールスコープを覗くとこんな感じディールスコープ

 

余談だが、マネーパートナーズの「かんたんトレナビ」でテクニカル分析のシグナルを見てみるとこんな感じ。

かんたんトレナビ

日足で見ると売りシグナルが多く点灯しているが、短期の時間軸では買いシグナルも多く点灯している。中長期的には売りで、短期的には買いなのかも??

 

いろいろな角度からポジションを分析してみましたが、今年のドル円はトレンドが鮮明なのかもしれませんね。
が、値幅はそれほどでもありません。そして今は「潮の変わり目」と言うか、今後のトレンドが決まってくる分岐点でもあるように見えます。
今後も緩やかな上昇トレンドが続くのか、円高方向に潮が変わってくるのか…。来年以降の相場展開を探る上でも重要な時期でしょう。
そして、米国の追加利上げは2020年頃に打ち止め見込みなのも、頭の片隅に入れておくべきでしょうね。

2018年7月26日未明でのポジション比率分析

ドル/円は一旦、上昇トレンドが終焉した模様です。米国の景気に楽観的な見方が多く、米国の追加利上げが示唆されたこともあり
ドル円は上昇傾向が続いてきました。しかし、トランプ米大統領の牽制発言にて急ブレーキといったところで、次なるトレンドを探る展開です。
米国の貿易相手国との「貿易戦争」やドル高牽制などに振り回される展開も続きそうですが、FX各社が公開しているポジション保有比率を見ていきたいと思います。
(各社データの反映時間にタイムラグがあるので、リアルタイムのポジションでなかったり、7/24営業終了時点のポジションの場合もあり)

DMM FX

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トレイダーズ証券「みんなのFX」

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 ↓外為ジャパン

 外為ジャパン

↓マネックスFX

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マネーパートナーズ

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 SBI FXトレード

↓FXプライムbyGMO

 FXプライム

↓外為どっとコム

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OANDA Japan

 OANDA Japan

なお、以下に挙げるOANDA Japanのオープンオーダーとオープンポジション(ドル円)をみると、111~113円台にかけてロングを持って捕まってしまっている方が多い模様。
一方で、111~113円付近でショートを持って上手く利益が乗っている方が多いのも伺えます。いずれにせよ、111~113円付近にロング・ショートとも多くのポジションが建てられていて明暗が分かれている。

オープンオーダーとオープンポジション

 

ちなみに、シカゴ筋のIMMポジション(一週間遅れ)を見ると、円売りポジションが増加している模様。

↓IMMポジション(ドル/円)

 IMMポジション

一方、くりっく365の為替売買動向は、こんな感じ。
↓くりっく365為替売買動向(USD/JPY)

くりっく365為替売買動向

 

 外為オンライン のディールスコープを覗くとこんな感じ。

外為オンライン

 

余談だが、マネーパートナーズの「かんたんトレナビ」でテクニカル分析のシグナルを見てみるとこんな感じ。

かんたんトレナビ

 1時間足と日足を見ると売りシグナルが多く点灯しているが、買いシグナルも点灯している点に留意しておきたい。

 

いろいろな角度からポジションを分析してみましたが、
ドル円は要人発言次第で方向感が決まってきそうです。
各種経済指標のインパクトより、米国の貿易戦争の行方やその駆け引きがマーケットを動かすことになるでしょう。
本邦では、7/30-31日に日銀の金融政策決定会合が控えているのもお忘れなく。