ドル/円はもみ合い継続かもしれませんね。下値は堅いようで103円台に乗せる場面も見られました。今後も米経済指標に一喜一憂し、FRB関係者の要人発言で一進一退を繰り返すといったところでしょうか。
ポジション現状確認の意味もこめて、FX各社が公開しているポジション保有比率を見ていきたいと思います。
(各社データの反映時間にタイムラグがあるので、リアルタイムのポジションでなかったり、9/13営業終了時点のポジションの場合もあり)
↓FXプライムbyGMO
↓インヴァスト証券 くりっく365
↓外為どっとコム
なお、以下に挙げるOANDA Japanのオープンオーダーとポジション(ドル円)をみると、105円以上でのロングポジションは以前より減っていて、
ロングを塩漬けしていた方々の損切りが進んだものと思われる。
ちなみに、シカゴ筋のIMMポジション(一週間遅れ)を見ると、円ロングが少し減っている模様。
↓IMMポジション(ドル/円)
自動売買系はどうなっているかというと、システムトレードのミラートレーダーでのドル/円売買比率は、
こんな感じなので参考に。さらに余談だが、その中でも人気ストラテジーのQuickShift(USD/JPY)は今、102.270円で売りポジションを持っている。
いろいろな角度からポジションを分析してみましたが、103円台後半より上では上値が重そうですし、100円割れを狙っても下値は堅そうです。
しばらく100円~105円くらいのレンジが続きそうな気配です。
9/21の米FOMCと日銀政策会合の結果によっては上下どちらかにレンジブレイクする可能性もありますが、しばらくレンジ取引継続でそんなに動かないと見ています。年初からの下降トレンドが収まったのか、戻りを見極める展開がしばらく続きそうです。